男性型脱毛症や円形脱毛症はストレスによって引き起こされるものという印象を持っている方は少なくありません。たしかに、ストレスも原因なのですが、それ以外にも円形脱毛症の原因があります。 ストレスを感じているときには、自律神経の交感神経が活発に働きます。交感神経が活発に働くことで血管が収縮し、頭皮への血流量が低下をします。髪の成長に必要な酸素や栄養素が行きわたりにくくなり、抜け毛が増えたり、髪の成長に影響を与えます。 自己免疫疾患の場合もあります。免疫は本来は異物を排除するために備わっていて、自己を攻撃することはありません。何らかの理由で非自己と自己の区別がつかなくなってしまうと、本来は攻撃しなくてもよい自己を攻撃するようになります。攻撃される対象が毛根だと円形脱毛症を引き起こします。 内分泌雨情が原因でないかともいわれています。 このように原因として考えられることはさまざまあります。髪の悩みを抱えてストレスになり、悪化させてしまう心配もあるので、早めに皮膚科で相談をするとよいでしょう。 |