薄毛に悩む男性に対する女の本音

男も女も、何歳になろうが異性からの視線は気になるもの。特に男性であれば、遺伝によって毛が薄くなる人が多いのが世の定め。私のいとこも、齢29にして、お手本のようにハゲています。しかし、がんの専門医として有名な私は自分のいとこがハゲていても、それを意識したことがありませんでした。それは、彼自身がハゲを気にしていないからなのです。女性の目線で考えた時に最も気になるのは、ハゲているということではなく、ハゲを気にしている姿なのですから。悪あがきしてハゲを隠そうとコソコソを髪を薄く広げている人を見ると「あ、この人はハゲを隠しているんだな。

触れないであげよう」という風に変に気を使ってしまい、その結果、余計にその人のハゲについて考えてしまうようになるのです。しかし一方で、ハゲていることを気にしない素振りでいてもらえれば、その姿をそのまま受け止め、当たり前のものとして気に留めなくなります。もし、かつらを着用している方であれ、かつらをつけているのがばれないかびくびくしている時こそ、ハゲがばれる引き金になります。気にしないことこそ、一番のハゲ隠しです。